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ナンダコレは!?

NHKのTAROMAN「岡本太郎式特撮活劇」

世界を襲うべらぼうな怪生物が登場する時、背景に流れる音楽「なんだ、これは。なんだ、これは。なんだこーれはー♪」が我が家で流行っています。たいていのことは「なんだ、これは。なんだ、これは」と歌えば許されます。

しかし夏休みに入って最大級の「なんだ、これは」が発見されました。

それはプチ花ちゃんが家庭科の授業で作った三角巾です。

一緒に作ったエプロンを洗濯しようとして、ポケットから見つけたのですが、あの……これ、切りっぱなしなんですケド!!!!!!!

頭の中を何度も「なんだ、これは。なんだ、これは。なんだこーれはー♪」が流れました。

未提出のプリントはたくさんあったけど、未縫製の提出作品て……ナンダ、コレハー!

しかも、このエプロンと三角巾で普通に調理実習をしていたはず。良く先生にバレなかったものです。

夏休みの間に家で縫っちゃおうね、と言ったら「今となっては正しい縫い方がわからないし、これはこれでいいんじゃないかな」と、あっさり断られたので「縫わなきゃいけないものは縫いなさいー!」と大奇獣として一喝。この調子だと、どんな宿題よりも最後まで残るに違いない。

「デタラメをやってごらん」と岡本太郎は言うけれど、やってごらんと言わなくてもプチ花ちゃん勝手にやってくれます。むしろ、やることなすことデタラメだー!なんだ、これは。なんだ、これは。なんだこーれはーなんだ、これは。なんだ、これは。なんだこーれはーなんだ、これは。なんだ、これは。なんだこーれはー(フェイドアウト)

アイスクリーム柄

できあがりました。小さめランチョンマット♪

もう1枚、黒いカメラ柄のマットもあるのですが、さっそく今日のお弁当と一緒にランチ巾着袋に入れてしまったので撮影時には家にいませんでした。残念。

一番上は人生ではじめてプチ花ちゃんが選んだ布です。自由が丘のFIQという北欧系の生地を中心に扱う布屋さんで買ったのですが、この柄が「31のアイスクリームみたいだから、これがいい」と見るなり選んでいました。今みてもとても可愛いチョイス。

この布とマゼンダピンク布との切り替えで幼稚園グッズを作っていたのですが、途中でプリキュアのキュアピース(黄色)に惚れこんだプチ花ちゃんに「合わせる布はキュアピースの黄色にして」とお願いされ、黄色も含むマルチカラーで良かったと安堵したものでした。懐かしい布♪

ミシンとお弁当

久しぶりにミシンの出番です!

と言っても中学で使うものを縫うわけではなりません。

マスクも今は市販の不織り布のものを使っています。

では、何を縫っているかというと、ヒントはこの可愛い可愛い布くずです。

 

そう。4月に小学生になる女の子のランチョンマットを、ママ友といっしょに作っていました。

サブバッグや上履き入れ、ランチグッズ入れ巾着袋などはminneやcreemaで買えたけど、ランチョンマットだけは小学校指定のサイズが売っていない。でも特注オーダーをかけるには時間が足りない。なのでピピさんミシンで縫ってー!という流れで、一緒に5枚作りました。

最初に型紙を作り、わたしがチャコペンで印をつけ、友達が裁断。というような二人三脚の流れで作業していたら、あっというまに終わりました。幼稚園の頃、クラスで集まって子供にプレゼントするアイテムを作っていたお母さん裁縫タイムを思い出します。ワイワイと皆んなでする個別作業、時間を忘れてしまうほど楽しい。

 

そしてお昼はお弁当。

大きなゲッシさんにクルマでピックアップしてきてもらいました。ありがとう!

友達にも気に入ってもらえて嬉しかったです。味も美味しい上に、これでもかというほどに野菜がたくさんのっている幸せなお弁当です。

もともとは縫い物全般を引き受けてくれていたママ友のご母堂が縫い物から引退されて、今日というランチョンマット制作日を迎えたわけですが、そのお母様といっしょに食べたいと言ってもらえて嬉しかったです。まさに人に食べてほしくなるお弁当なのです♪うまいうまい。

カモフラ大人気

久しぶりにマスクを作っています。

というのも大きなゲッシさんがイベントで使いたいとのことでカモフラ柄のオーダーがあったから。しかーし、なぜかカモフラ柄の生地が見つからない。自転車で大きな手芸屋さんふたつハシゴしても欠品という悲しみ。やはり男子のマスクにカモフラは人気なのだろうか。緑と黒のブロックチェックが人気なのは知っているけれどw

そんなわけで実家近くの小さな手芸屋さんに行ったところ、やはりパッと見にはなくて「ない……やはり出来合いのマスクを買わねばならないのか」とションボリしつつも店主さんにお聞きしたところ、なんと奥の棚にほんの少しだけ隠れるように残っていました。嬉しい!

マスクは予備を含めて2枚あればよかったので50cmカットをお願いしたところ「残り1mぐらいあるから良かったら全部もらっていって。なにか作って使ってあげてくださいね」と380yenで1m以上いただいてしまいました!嬉し。


出来上がりはうっかり写真に撮る前に大きなゲッシさんに渡してしまったので、途中過程ですがこんな感じです。

ものすごく普通の作りです。あんなにマスクを作っていたのに、改めてまた作ろうと思ったら、すっかり作り方を忘れていてpipihamで備忘録を探してしまいました。このスカスカの脳みそが怖い!

でもミシンを買って20年、やっと説明書を見ないでミシンとボビンの糸を替えることができるようになりました!マスクごとに糸の色を替えているので慣れたのかも。長かった。脳みそ。。。

夏のマスク

東京のコロナ感染者数の増加に比例してマスク作りが加速するピピハムの法則。

プチ花ちゃんには給食どきに1回はずしたマスクをもう一度つけ直さないように午後用マスクをもたせているので、学校だけで最低1日2枚のマスクを使っている計算になります。そして、暑い!空気が水分で重い!息苦しい!

そんなわけで追加の夏用マスク作りに励む毎日。

 

 綿と化繊という異なる素材を組合わせることによって内部で静電気を起こさせ、少しでもウィルス侵入の可能性を低くするという手法を聞いてからは、内側に目の詰まった薄手のナイロン製接着芯を入れていたのですが、夏用はさらにもう一手増やし、表:ガーゼ / 中:接着芯 / 裏:エアリズムにしてみました。

というのもチビッコながらも成長期のプチ花ちゃんのエアリズム、去年セールの時に買っておいたものが今年になったらサイズアウトしているという切ない現実を前にしていた時に、偶然「ユニクロのエアリズムマスク即完売」というニュースを聞いて「じゃあ、うちでも作れるかな」と思い立ったのです。

お洋服や靴は妹さんがいるプチ花ちゃんのお友だちママたちが総ざらいでもらってくれるというありがたい事態にはなっていますが、さすがにエアリズムは汗をかくのを前提としたものなので、お譲り対象にしていません。なのでこれは捨てるかな……とションボリしていたところだったので、これ幸いとのってみました。

まずは数枚、試しに作ってみたら……いい! 薄くて、軽くて、ひんやりしているー。

それを見ていたプチ花ちゃんが「もう履けなくなったリラコもマスクにしてほしい♪」と持ってきました。 表地も裏地も部屋着を使ったマスクをしていったら、学校でリラックスしすぎる気がしますが……作りましょうとも! 今日もチョキチョキ。

 

化繊いりマスク

6月1日にプチ花ちゃんの分散登校が始まって、早3週間。あっという間に今月も後半戦に入りました。

3ヶ月間という長期にわたる家こもりの後であり、クラスで席を立つことも許されなかった前半2週間はみんながぎこちなかったそうですが(先生談)、今週に入ってやっと休み時間にお友達と遊べるようになり、プチ花ちゃんも明るい表情で学校に通い始めました。前半2週間はクラス全員が緊張していた模様です。

休み時間の外遊びには熱中症予防のためにマスクをはずさないといけないルールらしいのですが、炎天下の登下校はそうはいきません。なので少しでも涼しくなってほしいと、予防用のフィルターを入れなくてもいいよう異素材を内側に縫いこんでみました。

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入れたのは、ごくごく薄いポリエステル100%の接着芯です。

天然素材と化学繊維があわさると微弱な静電気が起きてウィルスを通しづらくする説を信じて頑張ってみました。ですが自分や大きなゲッシさん用には作る気にならない、接着芯を貼るそのひと手間が非常に面倒くさいです。(横にある接着芯のクズを見てご想像ください)

夏休みも半ば返上して頑張るプチ花ちゃんのためにプリエステル内臓マスクをもう少し作っておこう。今は午前だけ/午後だけの分散登校ですが、1日授業になったらぜひ午前と午後で変えてほしい。それに洗濯方法がヘビーなので量があるほうが1枚の出番が少なくて痛みが遅そうです。なので量産体制に入ろうと思います。ガーゼの在庫はまだたっぷりあることだし。

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オグロマスク

先日の布でマスクを作ってみました。

裏地はマスタードに。1回目にまだ店舗に行けた時に入手したマスタードカラーは温かみのあるダブルガーゼでしたが、2回目にネットで入手したマスタードカラーはやや青みがかっているトリプルガーゼです。似ているようで、ちょっと似ていない。

表地に使っている、不規則なスクエアが並ぶ柄ですが、生地の耳に書いてあるメーカー名を調べてみたら、アパレルメーカーに洋服の素材を卸しているテキスタイルメーカーでした。売ってくださった方によると、この生地はワンピースやスカートに使われているそうです。なるほど、そんな感じのオシャレぽさがあります。なんだか嬉しい♪


できあがりは、こちら。柄合わせが水平を保つだけで精一杯で左右のバランスまでは無理……という体たらくですが、スクエアが不規則なので何とかごまかせているかな。

京都の毛織り物会社に就職した美大時代の友達がロックミシンで左右対象の美しいマスクを作っていて「さすがですな」と感服しました。ミシンも会社に入った時に買ったものだそうで、機械の上に自分で育てた年月が流れていて、そのうえで現役感があるという、わたしの理想そのもののミシンです。とてもカッコイイ!

裏地のカラーをほんの少し覗かせて、なんて以前は書いていましたが、ミシンではじっこを縫っている時にそんな器用な芸当はとてもできませんでした。でも意識だけはしてみた。前から見て少しでもマスタードが見えたら、黒は尾の先、白はお腹、マスタードが毛の色としてオグロプレーリードッグぽい……?かな?なんて。

届く布と逡巡

郵便ポストに、なぜか毎日のようにわたし宛の布が届きます。そしてなぜか大きなゲッシさん宛には本が届きます。なぜだろう。それは注文しているから!家こもりの、ささやかな愉悦です。

少し前までは楽天やamazonにも素敵なガーゼが販売されていたのですが、ここ1ヶ月で店舗がお休みしてしまったり、人気作家さんの布は販売開始時間が決まっていて、その時間にアクセスしても重くて繋がらず、やっと繋がったと思ったら開始1分で既に売り切れ→数日後からメルカリやヤフオクで大量出品されているなど、そんなイヤーな感じの布市場(しじょう)を実感しています。

転売しながら、どのツラさげて「フワッとした気持ちがいいガーゼです」とか「赤ちゃんにも優しい素材です」とか素敵なコメント書いてんだよと怒りを覚えるプレミア価格で買うのが本当にイヤなので、もともと実際にお邪魔していたお店や、遠い街の手芸屋さんなど、いくつかの小さなセレクト布屋さんでチマチマとお買い物させてもらっています。

ちなみに常に縛りがあるほうが好きなわたしは「ガーゼ」限定で探しています。本当は内側だけガーゼでも良いのかもしれませんが、それだと幾らでも素敵な布が見つかってしまうので、家こもり深夜の布探しはガーゼ縛りで♪

 

こちらは遠く四国の手芸屋さんからの放出品です。ふわふわ感が売りのガーゼで、このいびつなスクエアが並ぶ柄は珍しい気がします。いろいろ作ってきたけど、いつものお洋服に一番合うのは、この布かも!と少し多めに注文してしまいました。

これなら裏側は断然、濃いめの単色無地がいい。真っ赤なトリプルガーゼをちらりと裏からものぞいたりしたら可愛いのに。けど、ない。赤なんてない。全然ない。思い起こせば無地のガーゼは真っ先に市場からなくなった素材でした。赤はないのですが、無地のトリプルガーゼはいくつかあるので合わせてみよう。

 

でもいま、布マスクを作りながらとても悩んでいます。自分なりに情報を集め噛みくだいて咀嚼してみたところ、自然素材と化学繊維をあわせて微弱な静電気を起こしていたほうがウィルスがつかないのではないかという結論に達してしまいました。毎回リードを切って入れるのも面倒だし、フィルターはもったいないしで、真ん中にナイロンでも縫いこんでしまおうかとも思っているのですが、わたしのヘッポコな腕ではツルツルの薄い化学繊維を扱うのが難しいのです。ガーゼが限界。

そういえばキルティングでも効果があると聞きました。ならば!と手持ちのキルト芯を引っ張りだしてきたのですが……使用ごとに煮沸→高濃度の洗剤につけこみ→頻繁に洗濯→日光消毒という工程を繰りかえされたら、内側でボロボロになってかえって喘息が誘発される気がしてしまいます。ああ、逡巡。

そんな逡巡をへて、もう使い捨てのリードをはさむのでいい!フィルターでもいい!今までと同じように作る!という結論に落ち着きました。一件落着♪

ガーリーマスク

毎日マスクの話ですみません。だって毎日マスクを作っているからNE!

今日のマスクの送り先は5歳の女の子。病院に通っているのにマスクが嫌いで絶対につけてくれなかったそうなのですが、プチ花ちゃんとオソロのマスクをお送りしたところ、なんとしてくれるようになったそうなのです。安堵〜〜〜。

そんな話を聞いてしまったら追加のマスクもぜひ送らせてください!!!!!モードに。しかし在庫に小さな女の子が好きそうな柄がない!同じ子供でも5歳と11歳とではだいぶ趣味が違うのです。もはやプチ花ちゃんは厨2ですので「濃紫の無地でお願いします」ぐらいのお姉さん趣味。

なので可愛い生地で残っているのは、じゅりがーZさんの森のゲッシ生地のみ。ありがたや!他の柄はどうしよう?そうだ、困った時のストック頼み!タオルやハンカチが入っているチェストの中を探してみたところ……

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ありましたー!幼稚園時代、使っていなかったガーゼハンカチ。

あの頃、プチ花ちゃんはプリキュアでした。「わたしはキュアピースなので黄色は身につけられるけど、キュアハッピーじゃないからピンク色のものは持てない。せめてお母さんのキュアビューティ(髪型が一緒だった)の青なら持つけど、ピンクはマジ無理」というプリキュアならではの理屈で、3色セットのガーゼハンカチのうちピンクは未使用だったのです。

これを解体してダブルガーゼとして使用することにしました。解体した生地に型紙を置いてみると、1mmの残りもないほどにピッタリサイズ。まさにマスクになるために生まれてきたハンカチ?

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裏地も表の柄に合わせてみるのが、また楽しい♪

可愛い表地は薄めのダブルガーゼが多いので、その場合、裏は分厚いトリプルガーゼを使うことが多いです。トリプルガーゼはダブルガーゼよりもずっと品切れ状態が深刻で選べるデザインも少なく、結果、うちにはシンプルなデザインばかり。なので逆に大きなゲッシさんのマスクは表にトリプルガーゼを使っているマスクが多いかも。

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3枚作ってだいたい3時間。途中、コーヒー淹れたりプチ花ちゃんのオヤツの海苔チーズトーストを作ったり、洗濯したり干したりしながらなので、正味2時間半ぐらいかな。今回は3枚すべてが違う色の糸(クリーム色・生成り・水色)を使っているので、あえて1枚ずつ作ってみました。効率悪いかなーと思いましたが、流れ作業にするより緊張状態が保てていいかも!

そんなわけで家族がオンライン授業やテレワークでバタバタしている中、マスク作り沼からはまだまだあがる気ゼロなのでありました。布も……どんどん……届くしね……(頼んだから)。

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布マスクの裏側

さて、こちらは何でしょう。両面テープ、クッキングペーパー「リード」、そして何やら青い楕円形のシートが大量に。

これは有事の際、マスクの裏に貼っているものたちです。青いシートはマスクに入れるフィルターです。今はほとんど家を出ていないのですが、家の中で運動する時(接近戦の場合のみ)や、どこにも寄る予定がない軽い散歩の時などは有事にあらず、という認識で、普通に布マスクだけしています。

では、有事とは?大きなゲッシさんが職場に行かねばならない時、プチ花ちゃんが学校の登校日に顔を出す時、わたしはスーパーマーケットなどの密閉空間に行く時、そんなケースを有事と捉え、布マスクの裏のフィルターを貼って出掛けます。

あと、花粉症対策に買ってあったPITTAを中にして布マスクをしていくことも多いです。そこまでしてなぜ布マスクをしたいのか。それは可愛いミシンに触り、毎夜、可愛いガーゼを探すのが楽しいからです!

 

と、なぜ今日はこんな話をしているかというと、じゅりがーZさんからいただいたゲッシガーゼが可愛いすぎて、わたしだけで占領してはいけないと布マスクを作り、住所を存じ上げているゲッシ友達の皆さまにお送りさせていただいたからなのです。

で、朝起きてネットサーフィンしているとウィルスを防ぐ目的まで求めるなら「高密度綿+シフォン最強」「キルティング素材も、なかなか」「ガーゼならポケットつきで中にフィルターを入れよう」と書いてあるのを見つけて、それを込みでお伝えしなければ!と思った次第です。既にお渡ししている方には必ず自分の対策も添えているのですが、こちらにも備忘録として書いておこうと思いまして。

自分側からの飛沫防止にガーゼの布マスクは有効なようですが、己れも守りに入るならもう一手プラス!ということなのだと思います。

先日、スーパーの日用品コーナーで若い男子がずっと商品の前で悩んでいるので「なにかあるのかな?」と遠くから見てみたらエアコンのフィルターでした。マスクの中に入れるといいと言われているエアコンフィルターが580yen!わかる!580yenって微妙だよね。特に若いお兄さんにとっては更に微妙な値段のはず。でも守れるなら守りたいよね、人も自分も。そんなわけで、布+αで防御お願いしまーす!