シンガポールでヨーグルト1個が800yen、そして1Lのパック入りなら1,500yenと聞いたわたしは絶賛オススメしないわけにはいきませんでした。ヨーグルトメーカーを。
ヨーグルトメーカーの何がいいって、味が美味しいとか材料がわかっているから安心とか、そういうことではなく、とにかく牛乳が変容していく健気さが可愛い。ぬくぬく温度の牛乳という広いスペースに放たれた菌が「わーいわーい。きもちいー」と増えていっているところを想像できるのが、とてもゲッシ。回し車で走っている真顔のハムスターのようでたまりません。
そして出来立てのぬるいヨーグルトの美味しさをkojutoさんに力説してしまいました。ぬるいヨーグルトなんてどう考えても美味しくなさそうなのに、たいてい夕方作り始めて深夜1時に出来上がるヨーグルトを小さなガラスのグラスに入れて食べると、そのシンとした空気にあいまってとても幸せな柔らかい味がするのです。
さて、人さまにヨーグルトメーカーの可愛さを語りつつも、まだまだ牛乳探しは旅の途中です。
キャップ式のよつ葉牛乳。普通の緑、濃厚の金、低脂肪の青ときて、無脂肪の赤では作らないので打ち止めかと思っていたら、紺色ベースの生産地指定バージョン(十勝)がありました。これは試してみたい♪飲んでみると、美味しい!同時に飲み比べたわけではないので、コンディションや砂糖の量、プラシーボ効果も十分あるとは思いますが、上品なコクが美味。
ネットで調べてみると根釧の産地指定・地色が緑バージョンもあるようです。コンプリートしたい……。