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台風だから

「台風だからコロッケ」をやってみたくて、でも家では揚げものをしないので手っ取り早くFamily Martへ♪オーナー夫妻に「本部から台風の日にコロッケ増やせとか言われます?」と聞いてみたのですが、特にそのような指示はないそうです。

台風コロッケの局地的リサーチが終了したところで、さっそくいただきまーす。栗鼠の小皿にのせて、ゲッシのふっくらモサモサ感を演出してみました。うーん。微妙。そもそも栗鼠に見えなくなっているような気もします。が、仕方ない。なぜなら思った以上にコロッケが大きかった〜。

 

カレーのお供の本はたくさんありますが、こちらはコロッケのお供の本。静謐な逸品としか言えない美しい短編がつまったこの本の中でも一番好きな小説「別々の皿」にデパ地下で買ってきた木の葉型のコロッケと、小さな頃に肉屋さんでもらったコロッケのお話が出てきます。それが特に過剰に美味しさを盛り上げる筆致では全くないにもかかわらず、コロッケの熱さやジャガイモの甘み、カリカリとした歯触りが感じられるような文章で、今あるコロッケを3倍美味しくしてくれます。嬉し美味し。