幼い頃から頑張っていた(というより、ヌイグルミほしさにせがまれて始めた)通信教育のポイントを貯めてもらった双眼鏡。それを持ってお散歩に行き、野鳥を見ることを熱望していたプチ花ちゃんの夢がかないました。
その名も東京港野鳥公園へ。
いつもはまばらな駐車場も今日はいっぱい。みんな日光と風を求めて広い場所に来ているに違いない。とても広い公園なので、混み合うこともなく、静かに自然を楽しみ鳥を愛でられました。
普段は望遠鏡が置いてあって湿地の鳥が覗けるようになっていますが、感染の危険をさけるため撤去されていました。施設も閉鎖されていたけど、いっそ入れないぐらいほうが諦めがつくので良い対策。
プチ花ちゃん、念願の双眼鏡で鳥を覗いています。良かったね。
カメラを持ってきていなかったので、2台持っていた大きなゲッシさんからSONYを借りました。いい!とってもいい!今まで大きなゲッシさんのカメラを触らせてもらって「このカメラはすっごく気持ちいい!」と思ったのはMARK ll 5D以来です。実はPENTAXも自分が買った*istD以来、何台買っても買っても(買うなよw)気にくわず、壊れるまでずっと*istDを使っていました。
そのカメラの感想を大きなゲッシさんに伝えたら「どこがいい?」と聞かれたのですが「よくわからないけど、撮ってて気持ちがいい」としか答えようがありませんでした。好み好みじゃない、なんてもんは感覚的なものだし。
とはいえ、錆を撮らないとカメラの真価がわからない。
おお……これは、好み。
強いて言葉にすれば、華やかなのに死者の国のように静謐であり、甘い香りなのにそれは致死性の毒であり、透明感があるのにどこか歪んでいる、ってどこの厨二だよおいというイメージが写真に現れてくれれば、それが好みです。
そうなんです。わたしは本当にカメラがわからない。好きなイメージの写真があるだけで、カメラの機能も方法論もわからない。きっとわかろうともしていない。もちろん絞りとかそういう機能も何のことやらだし、スペック表なんて見たこともない。クルマ会社にいた時にカタログの文字校しすぎてスペック表はもう見たくないw
自分で好きと思える写真が撮れるまでいろいろダイヤルをいじって撮ればいいじゃないかと思っているので、そのお供をしてくれるカメラが好きです。*istD、MARK ll 5D、LeicaQときて、また新しい相棒候補と出会えて嬉しい。