お初チオベン
2020.01.30 Thursday
スパイラルで待ち合わせ。
青山246の裏手。
歩いたことのない細い道。
通り過ぎてしまった小さなお店。
古いビルの階段をのぼっていくと、そこはユトレヒト。
原宿から表参道は中学時代から遊びに来ていたし、大学時代のバイト先もあったし、表参道や神宮間の事務所に居候させてもらっていたこともあるし、で自分としては相当くわしいと思っていたのですが、それは勘違いでした。
原宿キャットストリートに抜ける途中、民家やマンションが立ち並ぶ曲がりくねった道は初見の場所ばかり。Leicaを持って散歩しに来たい。
まるで秘密の取引のようにユトレヒトで受け取ったのは、山本千織さんのお弁当。憧れのチオベンです。
途中、おいしそうな香りのただようランチタイムのレストランの誘惑から何とか逃げ切り、数十分歩いて辿りついたは代々木公園。昨日までの寒さが信じられないほどのポカポカとした平日のお昼すぎ、思いがけずお友だちと素敵なランチタイムを過ごせたのでありました。
ご飯に山椒の粒が入っていてジワリとスパイシーなのがたまらなく美味しく、そしてすべての料理に工夫がなされており、例えば春巻きひとつとっても中身が白菜と生姜という変わり種にも関わらず奇をてらった感じを与えず「こんなのを待っていました」と全力でおかわりをお願いしたいという最高のお弁当でした。大人気やむをえず。
とりあえず1回食べてみたいなーと思っていたのですが、1度食べるとまたぜひ食べたい!と思えるチオベンさんでした。幸せ♪
やっと手にすることができたチオベン様様です。
本当に夢のようなお味でした。
なにを食べても「え?ちょっと待って?」と一瞬、不思議になる味で、それなのにどこか懐かしくて最高に美味という、素敵なお弁当でした。
いつか範子さんと一緒に食べられる日が来たら嬉しいなー。