<< January 2010 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
日曜日の偶然

巨大ベランダストッカーが4機も到着したため、図書室の整理をしようとプチ花ちゃんを実家に預かってもらいました。そのスキにカレーが美味しいという噂の喫茶店でお昼ごはん。
入った瞬間に思いました。「ああ、これはいつかどこかで見たことのある場所」
いや、いつかではなく美大時代、どこかではなく国分寺。今はなきブリキ缶や今も現役ほんやら洞みたい。わたしにとっては懐かしく居心地の良い空気。中央線沿線的で、カレー的に期待のできる場所です。わくてか。


が、しかし。スパイスの効いた激辛タイプのカレーのため、オッパイが辛くなってプチ花ちゃんに泣かれてしまう……と泣く泣くパスタを頼んだところ、カランコロンと大きなゲッシさんの知り合いがお店に入ってきました。このお店を紹介してくださった方なのでいらしても不思議はないのですが、なにもまたこのタイミングでなくても!しかも近所にお住まいというわけでもなく。昨日に次いで偶然の多い週末です。
カレーはほんのぽっちり食べました。確かに辛いけど、さわやかで後をひかず美味しい!来年には食べられるかなー。


そのあとは大型スーパーに行って衣装ケースも入手し図書室改造をしている間に、わたしはダイソンで家中大掃除。プチ花ちゃんがいてバタバタ部屋間を移動していると「何しているのよおお」と、どこまでもどこまでもオシリにくっついてくるので、なかなか掃除機かけが難しいのです。
その間、花ちゃんも自分のベッドを地固めして掃除中。みんなで頑張った甲斐あって、図書館も片付きました。ま、花ちゃんのお陰かな。全体的にw

土曜日の偶然

大きなゲッシさんのお父さんがお誕生日ということで、セーターでも買おうと原宿のユニテッドアローズに行きました。メンズの建物にいたので、わたしが見るものは何もなく買ったのはLet's Noteに貼るステッカーのみ。でもPマークが少しゴシックで貼ってみたらEmilyと相性が良くて嬉しい。
地下で買い物をしてウィーンとエレベーターで地上に出ると大きなゲッシさんの電話に着電。「え?いま原宿なの?どこどこ?」知り合いから電話が入っているようなのですが、どうやらすぐ近くにいるらしい。と思ったら、エレベーターの目の前にあるユナイテッドアローズのカフェにいらっしゃいました。こんな偶然すごすぎる!せっかくなので一緒にコーヒーを一杯いただき、プチ花ちゃんと遊んでもらいました。いやー、ビックリ。


さて家に帰ると今日もまた花ちゃんが「さあ、妹よ、遊びましょう!」と家中、大はしゃぎで駆けめぐります。そしてとうとうこんなシーンまで撮影してしまいました。正面から思い切り抱きついていっている花ちゃん。あまりの姉の豹変ぷりにプチ花ちゃんがとまどっていておかしいw


もう嬉しさのあまりどうしたらいいのかわからないプチ花ちゃん。一緒に鏡にうつっては変なポーズをとって大喜びしています。それは「オー!ノー!」なのか。このあとも変なポーズをいろいろとってはケタケタと声を出して笑っていました。もう喜びMAXでテンションふりきっちゃっています。赤ちゃんってこんなに激しい生き物だったんだ……。
そんな妹を見て「何をやっているのかしら。うちの妹ときたら……」と鏡の前でクールにあきれる花ちゃん。いや、もとはと言えば花ちゃんのせいですから、このテンション。
と、プチ花ちゃんのテンションのことばかり書いていますが、かくいうわたしも嬉しさのあまり発狂直前まで盛り上がっていました。良かった。本当に良かった。突然やってきた小さな動物に心を開いてくれた野生の花ちゃん、どうもありがとう。そして動物に対しいつのまにか優しく接することを覚えてくれたプチ花ちゃんにもりがとう。わたしは幸せ者です。

仲良し姉妹

苦節1年!とうとう花ちゃんがプチ花ちゃんを本格的に受け入れる態勢に入ってくれたようです。
1日のほとんどの時間をカンガルーのようにプチ花ちゃんとコンビ活動しているわけですが、その時間をリビングではなく花ちゃん部屋で過ごすようにしてみたら、だんだんケージから出てきてくれるようになりました。
そして今朝。なんと机の上にいる花ちゃんに、下からプチ花ちゃんが背伸びして赤ちゃんセンベイを差し出していました。そしてそれを嬉しそうに受け取りモグモグたいらげる花ちゃん……!
赤ちゃんせんべいで餌付けされてしまったのでしょうか。この日はずっと二人でトムとジェリーごっこ。プチ花ちゃんの背後にまわっての毛づくろいが主ですが、花ちゃんがプチ花ちゃんを追いかける現象まで出てきました。幸せ。


午後から遊びに来た母に甘える花ちゃんです。
母はプチ花ちゃんに「わたしたち、昔から仲良しなのよ」と自慢しています。それ自慢なのかとツッコミを入れたいところですが、花ちゃんが大好きな妹としては「わあ!おばあちゃん、いいなあ!」とうらやましいことだと思うので、じゅうぶん自慢として成立している模様。
ちなみにプチ花ちゃんがポイポイ投げるレゴが花ちゃんの顔面に命中してしまったのですが、花ちゃんはプチ花ちゃんを責めず、わたしの手をパシッと叩きにきました。すごい。赤ちゃんではなく母親の監督不行き届きを責めているんですね。花ちゃんは天才だ。


プチ花ちゃん朝ごはん。
しらす&野菜入り素麺と、お豆腐の味噌汁、ブロッコリー、海苔。海苔との比率でわかるようにお茶碗もお椀もお皿も全部ミニチュアのよう。離乳食の時よりもさらにオママゴトの様相を増してきました。た、楽しいw
最近ではなにもかもを海苔で巻いて食べるのがプチ花ちゃんのブームで、外食用に味付け海苔を1パック持ち歩いています。

あやしあやかしパン屋さん

久しぶりに齧ってみてはいかがでしょう?と、花ちゃんの目の前にサラサラ揺れるボイルカーテンを差し出してみたら、条件反射でパクリとくわえていました。
あまりに久しぶりで緊張しているのか、気取ってしまって小指が立っています。しかもちょっと「口惜しい、キーッ!!!!!」みたいな顔だし。


そんな気取ってキーッ!!!!!な花ちゃんの背後には、そろそろと小さな手が迫っています。
プチ花ちゃん、花ちゃんが机の上に乗ってしまうと手も足も出せなかったのですが、最近ではベッドごと引きずりおろそうという、大胆かつ大雑把な方法を編み出してしまいました。そんなにまでして姉と一緒にいたいのか……。
というわけで、花ちゃんのベッドが机の内側寄りになったのは言うまでもありません。


新しいおうちの近所に美味しいパン屋さんはあるのかなーと調べていたら……週に3回しか開かないパン屋さんがあるという。しかも開くのは夕方、隣にいる人が誰なのかすらわからなくなる誰そ彼(たそがれ)の刻だという。そしてパン屋の看板すら出ていないという。そんなもののけパン屋があるという古くからの言い伝えを発見しました。そんなあやかしのパン屋さん、行かないわけにはいかないだろう。
古いアパートの一角を利用したパン屋さん。とても雰囲気があって素敵。5人ぐらいが並んでいます。ふー……ん。自分のうち用と実家用と葡萄パンと丸パンとフランスパンを購入。さっそくおうちに帰って切ってみると……美味しい(涙)絶対にエッジの効いた海外風に違いないと踏んでいたのですが、本郷育ちの母いわく「昔の近所で売っていた麺麭の味がする」その表現がとても納得できる素朴な味。どっしりと重くて甘くてこのバター好きのわたしでも、なにもつけずにそのまま食べられるパン。ちょっとハマってしまいそうです。うちにいらっしゃる方はぜひ金曜か土曜日に!

食生活の変化

打ち合わせ場所を探しつつ屋内から屋内へ移動を続けて、辿りついたのは赤ちゃんカフェ。
デパートの子供服売り場階にあるカフェのため、4ヶ月からの有機野菜離乳食メニューがあります。プチ花ちゃんは生まれた時から常にちびっこラインを爆走中なので月齢ではなく体重身長にあわせて10ヶ月メニューを頼んでみました。
最近は「トロトロの離乳食をスプーンで食べる」というのをバカにして、親と同じ(または類似した)メニューをお箸で食べさせてもらっているというに、外ではあからさまな離乳食を100gペロリ。……ガーン(涙)
その上お水はストローつきのマグで出てくるは、ちょっぴりグズっただけでお姉さんが飛んできて音楽が鳴る絵本タイプのオモチャを貸してくれるはで、プチ花ちゃん大満足。良かった。これで心置きなくママ&赤ちゃんズの中でお仕事の話ができますw


「プチ花ちゃんが離乳食を食べるなら、わたしだって食べちゃう」
花姉妹共通の大好きなオヤツ、それはバナナです。若いころにはそんなに食べてくれなかったのだけど、花ちゃんもお年なのかバナナやリンゴやサツマイモを比較的好んでくれるようになりました。
甘い野菜・果物類を食べるようになった代わりに、以前なら缶を見ただけで目の色を変えていたクッキー類には一切食指が動かなくなったようです。プレーリーPOPは少し食べるけど。人間も大人になるとコッテリした脂や肉がダメになるといいますがプレもなのでしょうか。
飼い主ときた日には相変わらず肉と脂の日々を送っているのですが、いつかは「肉はもたれるからいいや」なんて日も来るのかな。不思議だ。

廉価de散財in無印

日曜日に遊びに来てくれた女の子の履いていたオレンジ色とグレーのスニーカーがとっても可愛いかったので、つい「その靴、可愛いねー!どこの?」と聞いてみると、なんと「イトーヨーカドーで1,000円だった」ということ。
もともと彼女は「最近ついエルメスばっかり買っちゃう」なんてことも言っていたような人。恐ろしく高価そうなハイブランド服とイトーヨーカドーの靴という組み合わせが概念的につきささるほど「かっちょえー!」と思えてしまい、そういえばオシャレなじゅりがーZさんも西友のカクヤスすごい!というようなことを書いていたなーと思い出し……結果、わたしもうっかりこの有様ですw
スーパーマーケットが近くになかったので無印のセールで散財。
●ニットのマント1枚
●タートルネックのセーター2枚
●長袖Tシャツ2枚
●半袖Tシャツ2枚
●ベビー用長袖Tシャツ1枚
●ベビー用ハイネックTシャツ2枚
合計10枚で、なんと9,900円……。計算通り1枚約1,000円。わたし、素敵だ!(自画自賛)
しかしなぜトップスばかりかと言えば、最近のプチ花ちゃんはご飯を食べている時にお皿やお椀に手を突っ込み、その手で「あじゃーじょーん!(おかーさんー!)」と抱きついてくるのです。なのでトップは汚れてもいいものに限る、と、そういう事情もあったのでした。それにしても満足……w


「それはさておき、ピピってばいつまでこのガウンを使っているの?」
そういえば、かれこれ10年は着ていると思う。そして着ているだけじゃなくて、花ちゃんがプンスコ怒っている時に包んで移動させたり、万が一机の上から落ちてしまっても怪我しないようにクッション代わりに床に置いておいたりと、本来の目的以外のところで365日酷使されています。
にも関わらず、まだまだ現役。確かに古いけど、そんなにボロボロではない気がします。(ほかの人が見たら、ボロボロに見えるかもしれないけど)
そういえば花ちゃんが中にこもってトイレの目隠しに使ってもいるんだっけ。わたしの持っている服の中でも、このガウンは一、二を争うへビーユースかも。

追えば逃げるし逃げれば追う

花姉妹、同居1年を超えてだいぶ仲良しになりつつあります。
プチ花ちゃんは誰よりも何よりも花ちゃんが大好きながらも、お辞儀をしようと下を向いているのに床に落ちているものに夢中になり、そのまま座って遊んじゃうという風に気が散りがちな女の子。
なので部屋で「あーちゃん!あーちゃん!」と花ちゃんを追いかけていても、化粧品が入った籐のカゴを見つけると、ついそちらに気をとられてしまいます。


すると逃げていたはずの花ねいちゃん。
「ちょっとプチ花ちゃん。プチ花ちゃんてば!」
と、わざわざ足元まで行って毛づくろいを始めます。
プライドが高いくせに、放っておかれると、つい愛を乞うてしまう花ちゃん。愛らしすぎる!

地獄の釜にはご用心

東京お散歩DAY。
目的は芝生の公園で「プチ花ちゃん、ファーストシューズを履いて歩いてみよう!」です。
もう家の中ではゾンビ風とはいえ普通に歩いているし、出産祝いでいただいた一番小さな靴がちょうどピッタリになったので、満を持してのお外で歩きデビュー。
靴を初めて履いたせいか、多少はトテンとしりもちはつくもののテチテチと歩くプチ花ちゃん。ややもすれば前のめりな性格なので走ろうとしてしまいます。
1ヶ月お兄さんの男の子を見つけて駆け寄り、遊ぼう遊ぼうと積極的にアプローチするも、その押しの強さが恐ろしかったのか泣かれてしまいました。ごめんね、可愛い1歳2ヶ月児くん。


路面電車の線路。
そういえば散歩中、古い民家の軒下にフクフクの雀が22羽もとまっている風景が素朴で愛らしかったので、ケータイで写真を撮っていたら不審者と思われたのか、ふと気づくと後ろで警官がジーッとこちらを見張っていました。見張りが大好きって、あんた花ちゃん?きっと政治家のおうちが近くにあるので警戒しているのだろうと思うのですが、そんなに胡散臭い者を見る目で見張らなくても……。


ぶらぶらしているうちに辿りついた鬼子母神。中にある駄菓子屋さんがとても素敵です。
ちなみに、だんだん夕闇が迫ってきているにも関わらず、大きなゲッシさんが雑司が谷霊園の中を通ろうとするので「やめよう!16時過ぎると地獄の釜が開くって言うから!」と止めたら、納得したのか違う道を通ってくれました。
宣伝やっている人間はどうしたって嘘をつかなきゃいけないシーンもあるわけで、(その前にピピハムでも嘘をつきまくっていますが。昨日もw)地獄なんかに行っちゃった日には閻魔様に舌を抜かれてしまうの決定。だから通る道も気をつけないと危ない。


「プチ花ちゃんがとうとう走ったですってー!」
ハイハイそして立っちまでは先輩だった花ちゃんですが、残念ながらまだ走ったことはありません。ショックのあまりお布団につっぷしていまいました。しかもプチ花ちゃんの。
本当は寝室にもぐりこんで毛布に頭突きしているところをパチリと証拠写真を撮っただけですがw

バランスを保っている間に……

花ちゃんがひっくり返りそうになりつつも、バランスを保っている間に海に行ってまいりました。


そのうえ、海が見えちゃう庭のある地魚のレストランに入ってしまいました。


そこにはカゴガキダイの大きいのが泳いでいたのですが、「この子たちは食べられちゃうのだろうか」と、うちの水槽にもチビっこがいるだけに少し胸が痛みました。

庭に出ると、なんとも人懐こい猫さん発見。プチ花ちゃんにも触らせてくれました。プチ花ちゃんも姉の花ちゃんにしているように、そっと指でなでていました。よしよし。動物は大事に敬うのだぞ。


ちょうど近所を通りがかった際にコジュートーさんから電話が入ったので、そのまま直行。ホームセンターに行き、巨大ダウニーを買い(コジュートーさんも青派)、普段子供たちがあまり食べたことのないというマクドナルドに入って大喜び。夜食には昨日の残りのおでんを食べるそんな1日でした。
「あら、ピピ。おかえりなさい」
帰ったら、花ちゃんはそのままの姿でバランスを保っていました。なんて、それは大嘘。

ブルーグレーの鹿

今度の花ちゃん部屋の窓はちょうど机の高さと同じぐらいの場所に桟があるので、カーテンの内側に入って外を見張ることができます。
なので「あら、これなら楽ちん。カーテンに穴をあけなくても外が見れるじゃない」とばかりに、すっかりカーテン齧りをサボっている花ちゃん。ライフワークはどうしたんだw。
飼い主としては「もうカーテンを買い換えなくていいから、わたしも楽ちん」と思いたいところですが、とてもとても残念でなりません。あのボロボロになっていく過程(例えば花ちゃんが「あ、穴がなくなっている!」と一瞬ショックを受けた顔になりつつも、「このカーテンも頑張って穴を開けるわ!」と立ち直る過程や、穴を開けて外を見るという目的を忘れて、齧ること自体に夢中になってしまうところとか)がものすごく楽しかったし、結果部屋も廃墟っぽくクールになって格好良かったのに。


choiさんとまっこさんからいただいた奈良のお土産・鹿のふきん。
ブルーグレーの美しい色と、少し古代の壁画っぽいシュールな鹿さんがとても素敵です。さっそく使わせていただいていますが、とても使いやすいすぐれもの。
白雪ふきんがいいというのはKU:NELやらLingkaran系の雑誌で読んではいたのですが、初めて使いました。蚊帳生地で作られていて、使うほど柔らかくなって赤ちゃんにも使えるそうな。確かにホワホワに柔らかい。そして初白雪ふきんが鹿模様で嬉しいです。
友だちの友だちに、見た目はバンビのように愛らしいのに性格がアレなので「鹿」と呼ばれていた女の子がいたそうで、会ったことのない、きっと今後も会う機会もない方ながらも、そのあだ名エピソードが好きで好きでたまらなくて、なので鹿という言葉に尋常ならざる思い入れがあるのです。バンビじゃなくて鹿がいい。


さらに鹿だけではなく、大学を卒業する時、地元関西に帰る友達が残してくれたこのプレートが常にキッチンのイメージリーダーwなこともあって、キッチングッズにブルーグレーはとても嬉しいのです。どうもありがとう!