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花の刺繍がついた革手帳

来年のほぼ日手帳は……なんと「花」入りです♪
今年はじめてほぼ日手帳を使ってみたいと思い、ネットでいろんなデザインを見ていた時、限定発売(しかも抽選!)のアンリ・クイールのボルドーに花の刺繍がなされているのを発見し、欲しくて欲しくてでんぐり返しをしそうな勢いだったのですが、時は既に遅く、発売終了のだいぶあと。
そこで今年、アンリ・クイールシリーズが発売されるならば絶対に欲しい〜!と大きなゲッシさんにクドクドクドクドと言い続けていたのでした。(こういう物欲がらみのピピは本当にしつこい)


しかしアンリ・クイールシリーズは大きなゲッシさんも気になっていたそうで、一緒に色違いを入手。こちらは自転車の刺繍入り。可愛いし、使いこんだらとても良い味が出そう。わたしの写真で見るとチョコレートブラウンに見えますが、実物は名前のごとく深い美しい赤です。
今のほぼ日手帳はわたしとプチ花ちゃんの共用で、わたしが書いたものの上からグリグリいろんなものを書き加え芸術にしてくれていますが、アンリ・クイールだと間違いなく表紙にも書かれそうなので、残念ながら大人専用にさせてもらおう。
で、子育て中のピピがいったい何をほぼ日手帳に書いているかというと、それは毎日の支出。と言っても100円単位は切り捨てで、商品ごとではなくお店ごとの値段しか書いていない超ざっくりしたものですが。(そうでないと無理w)でも行く先々で何かしら消費をせずにはいられないピピだけに、1日に何をしたか、どのぐらい移動したかもわかるので、読み返すと日記としても成立していて気に入っています。


「えー、わたしも手帳が欲しい!」
ポピコが手帳に何を書きたいのかはわかりません。ピピに対する愚痴か、毎日食べたアリメペットの数か、ペレットのうさぎ用VSプレ用の配分を記しておきたいのか……。
でもうかつに冊子を渡すとこうなるのはプレの常。あああ、ごめんなさい!ごっちゃん!可愛い顔が一瞬にして無残なことに……(号泣)
でも革だけに、実はポピコにひと齧りしてプレミアをつけて欲しい!という気持ちもあるのですが、問題はそれがひと齧りで済むか済まないか……済まないだろうな、ポピコだとw

ねずみのメイシーcookie

最近、いっしょに買い物に行くといっちょまえに「あれが欲しい」と要求するプチ花ちゃん。
クリスマスシーズンの今、もっとも危ないのがスーパーにも置いてあるトイストーリーグッズ。上のほうに置いてあっても下で立ち止まり「あった〜〜〜!(はぁと)」と、あたかも主人公のウッディが自分を待っていてくれたかのごとく満面の笑顔で喜びます。
そこで「ダメよ」と言うのも何なので、まったく子どもの心がわからぬ母親を演じ、近くにある野菜を取って「これ?これが欲しいの?」と聞いて怒られるのを楽しみにしています。でもこの間チコリを見せて「これ?」と聞いたら「うん!」と受け取られてしまい「ごめん、お母さん、チコリを毎日の料理に使うような生活はしてないから(涙)」と泣く泣く棚に戻しました。
トイストーリーではないのですが、「これ欲しい」と大事そうに手に持った缶。1歳ながら既にキラキラとカラフルなものが好きらしい。


しかし、キャンディかチョコレートか、そういうプチ花ちゃんにはまだ早かろうというお菓子だったので、メイシーの英語ビスケットで我慢してもらいました。ねずみだし!


「お菓子ばっかり食べてちゃダメよ〜」
牧草とペレットが主食のエライ子・ポピコですが、あえてお菓子を食べ過ぎたっぽいモッサリぬーぼーとした写真を使ってみました。寒い上に中腰だとこういう風に見えるのですが、これはこれでジリスのような短躯に見えて愛らしくて仕方ありません。
なのでポピコがこういうポーズを取っているとついギューッと頭を押さえてしまいますwごめん、迷惑な飼い主で。

ケージか出たあとは

大きなゲッシさんにつきって行ったホテルニューオータニの空中庭園で遊んだり、


こんな激しい頬袋を持つハムスターに驚いたり、


choiさんの花屋さんを見つけたり、


そんな1日だったけど、ポピコは何してた?
「わたしはずっとケージの中よっっっ!!!!!!」
ケージのドアを開けた瞬間、廊下へ脱走しようとダッシュするポピコ。
ケージを出たあとは部屋で遊びたい欲望よりも、お風呂場の隠れ場所に入りたい欲望が強いようです。お風呂場の下水管なんて何が良いのかよくわからないのですが、花ちゃんの愛した洗濯機の下みたいなものに違いない。暗くて水分があるところが一番、自然の巣に近いのかな。

土曜日のプラプラ

プラプラ散歩がてら、いつも行っているエスニック料理屋さんへ行って遅めのブランチ。
大きなゲッシさんがいる日はプチ花ちゃんは抱っこして移動してもらえるので、道中、わたしを上から見下せて嬉しそう。
お店には現地で買いつけてきたお菓子材料やトッピングを飾っているのですが、それがとても可愛い。さすがhanakoで表紙になっただけのことはあるw


パチパチ写真を撮っていたらプチ花ちゃんも可愛い砂糖菓子をいただいてしまいました。この頃、可愛いものやキレイな色のものに反応する女の子らしさも伺われるプチ花ちゃん(とはいえオモチャ屋さんではプラレールが一番のお気に入り)もご満悦。


そのあとは更にプラプラ実家へ。最近はこのあたりの探索が楽しい。住んだことが一度もない街で、プチ花ちゃんが生まれるまではそうそう帰っていなかったので、じっくり見てまわれるようになったのは最近のこと。
芸術系の大学が複数あるせいか、妙に中央線ぽくもあり、妙に神楽坂や谷根千ぽい今ドキの和風なお店も増え、それに放射線状に巨大な商店街が広がるせいか、安くて美味しいお店がたくさん。
特にエスニックとパンは激戦区らしく、東京の美味しいパン屋さんのベスト10に入っているパン屋さんもあるほど。わたしとしては焼肉激戦区のほうが嬉しいのだけどワガママは言うまいw
写真は実家の近くにも売っていた、昨日神楽坂で欲しいなーと思ったチリトリ。これならポピコに齧られても大丈夫!(な、はず)w


「どんなチリトリを持って来られても負けないから!」
チリトリの先を齧ってギザギザにし、そのチリを集めるという存在理由を根底から崩壊させたポピコ。
頼む、金属には負けてくれ。

花ちゃん処

朝、コジュートーさんから電話がありました。「今日、雨ふってない!」
前日「雨やだ。というか雨だとお出かけ無理。家にいる時の雨は気持ちいいけど外に出て雨にぬれるのは嫌い」だの、さんざん雨に対して駄々をこねた挙句、「明日は雨らしいね〜はぁ〜あ」という話で終わっていたのですが、1日前の天気予報に反して曇りのち晴れらしい。というわけで、せっかくの雨ではない暖かい日。路地好きなコジュートーさんと神楽坂に行ってきました。
まずはスペイン料理を食べに、芸者さんの練習所だった場所を改装したレストランへ。やりすぎてないインテリア、エッジのあまり立たない子どもでもおばあちゃんでも美味しく食べられそうな優しい味、そしてトマトジュース→魚介たっぷりのサラダ→鶏のトマトソース→パエリア→柚子のシャーベット&コーヒーというコースで1,600yenというコストパフォーマンス……あたり!の一言に尽きます。
が、しかし残念な話が。誉め上手なコジュートーさんに問われ、エラそうに写真のアングルなんぞ答えていたら……食べ物の写真が全然美味しそうじゃない。ごめんなさい。口ばかりの義姉で。

スペイン料理屋さんを出たあとはベビーカーを押しつつ路地散歩。先ほど食べたパエリアコースの素晴らしいところはデザートが軽めなところ。柚子シャーベットなんて、溶けてしまえば柚子ジュースみたいなものなので全然お腹に重たくありません。これなら、即、甘いものが食べられる!
以前、連れて行っていただいたらお休みだった甘味処「花」に行きました。「花」です。花ちゃんに「花」に行ったよ!って報告しなくては。
ここではクリームあんみつをいただいたのですが、寒天が見えないほどのフルーツてんこもりにビックリ。色が可愛くてまあるいボリュームがあって、うっかりコジュートーさんと一緒に女学生のような「わあー!」という声をあげてしまいました。お恥ずかしいwお店の方も優しくて何かとプチ花ちゃんの面倒も見ていただき、とても幸せな時間を過ごせました。
帰り道、地下鉄に乗ろうと寝てしまったプチ花ちゃん入りベビーカーを持って階段を降りるわたしを最後まで助けていただきどうもありがとうございます!今日もコジュートーさんと一緒で本当に楽しかったしありがたかったです。また遊んでください〜。


「花姉ちゃん……」
ポピコもあんこが大好きだった花ちゃんに思いを馳せています。花園饅頭のぬれ甘納豆は食欲がなくなった時の頼みの綱でした。
ポピコも花ちゃんと一緒であんこ好きなのかな。でもペレットが大好きというオヤツいらずな若者なので、まだあんこはなし。おばあちゃんになったら一緒にのんびり縁側であんこを食べようね。縁側ないけど。あっても齧って下に落ちちゃいそうだけどw

本名は原宿住宅マンション

「ゲッシのゲッの字はこう書くの。こうしてこうしてこう書くの」芸者さんが野球拳をやったら、とても大変だろうなと思わせる「齧」の字ですが、シの字は「歯」と書きます。ご存知の通り。
生まれながらに「歯」の字を背負って生きているポピコ。ピピの虫歯があまりにひどくなったので歯の健康の秘訣を聞いてみました。すると。
「カンタンよう!毎日、こうして椅子を齧っていればいいのよ!」
そうですか。それでは明日から……と言いたいところですが、そんなことをしたら折れてしまいそうな脆弱な歯なのです。ひどく痛む歯もあるし。


麻酔が打てないとか抗生物質が飲めないとかプチ花ちゃんを誰に預けるの?とか、いろんな理由をつけては痛みをこらえて歯医者に行くのを拒否していたら、とうとう大きなゲッシさんに怒られて、自分の歯医者の時間に合わせて強制的に送りこまれることになってしまいました。がーん。
でも唯一嬉しいのは、その歯医者さんの場所が青山だということ。久しぶりにF.O.B COOPなぞでランチを食べられて幸せです。


そして帰りは原宿団地の中を通りました。人の手が入りながらも獰猛に生育する緑が、人間の生活と実にリアルな感じで共存する原宿団地です。
今年の夏は赤ちゃんには暑過ぎててプチ花ちゃんが熱中症になったらどうしよう、と不安で原宿まで見に行けなかったのですが、さぞや緑の猛威をふるい人工物を侵食していたであろうという痕跡が随所に見えました。うっとり。


そして古い団地なので置かれているものの錆率が高く、「紅葉と錆」写真を立ち止まっては撮り、立ち止まっては撮り、してご満悦。ずっと「ここはいいわー。自然が獰猛だわー。だいぶ人間側に侵食しているけど、でも人もちゃんと手入れしているのよねー。それにしても、これはもう好き放題すぎるだろう!」などと、ブツブツ小さな声で木や花にツッコミを入れ、プチ花ちゃんが一緒じゃなかったら、間違いなく怪しい人と化していました。
ここも建てかえて巨大マンション建てられちゃうのかな。そうなる前に何度も味わいにこよう。

体が柔らかい動物たち

池があり、滝があり、芝生の小山がある庭園に遊びに行きました。
そこで見た鴨。寒いのか首を背中につっこんでいます。体、柔らかいなー。自分もできるかな、と今やってみたのですが、できなかった上に首筋を少しつってしまいました。痛い。


家にいるポピコ。寒いせいではないのでしょうが顔をおまたに顔をつっこんでいます。こちらもまた体が柔らかい。
同じ体が柔らかいもの同士ですが、厳しくなる一方の秋空の下、水の上で寒さをこらえている鴨さんに比べ、ヌクヌクとした部屋でオシリの掃除をしているであろうポピコのおまぬけさん感は否めないw


庭園でプチ花ちゃんがお友だちになった同じ年のRちゃんから「どうぞ」してもらった紅葉。
赤ちゃんの手を紅葉の手と言ったりするけれど、少しシワシワ感の残る新生児の手のほうが似ているかもしれません。

カメラの中の秋

秋が来たらしい。というのも今日、外出中のカメラの中にこんな写真が入っていました。
桜の葉の紅葉。単色ではなく、緑〜黄〜赤〜茶と紅葉の全ての色が葉に入っている桜は、汚いという人もいるけれど、とても複雑で美しく思える。と、わたしではなく大きなゲッシさんが言っていました。人の言葉を借りてみたw


荒川の土手でのんびり。これも大きなゲッシさんのみ。プチ花ちゃんとわたしはその風景を見ていません。なぜならば、二人してクルマの中で気を失うように寝ていたからです。どうやらひどく疲れていたらしい。
目が覚めたころには自由が丘にいたのでルイボスベースのお茶を買ったり、カメラ模様の布巾を買ったり、ちんまい消費に花を咲かせました。


ポピコにとっては初めての秋。
「秋らしく、赤や黄色のインテリアにしなくちゃ!そのためにもこのカーテンの糸をほぐして……と!」
秋には紅葉するってことは理解したようです。なので今は部屋に落ち葉がしきつめてあるように、赤や茶色のカーテンの切れはじが落ちています。ありがとう!ポピコのお陰で家の中でも美しいとは言いがたい秋を味わえています(涙)

動物と車の変形合体

うちのトミカは動物が憑依した物の怪カーばかり。
これらの車を使ってトミカタウンで遊んでいると「これはどこのシュールな世界だ?」という気持ちになれて嬉しいです。きっと店員さんやパーキングの警備員さんも体は人間なのに、顔は動物に違いない。ああ、楽しい悪夢!


「どうせ、ポピコは物の怪カーよりつまらないですよ……」
オシリをふりふりしながらもションボリと去って行くポピコ。
大丈夫!ポピコは毎日、カーテンを食いちぎり壁紙をむしり、ナチュラル廃墟にしていってくれているではないですか。ゴシックホラー好きのわたしにはありがたい同居人さんです。
ちなみに母に「このカーテン、外から見たら何だと思われるんだろうね」と聞いてみたところ、「オシャレなカフェカーテンって思われているんじゃない?」と返ってきた。いやいや、それはないだろう。

芸術の秋だから

プチ花ちゃん連れで鬼子母神の手創り市に行ってきました。以前、近くにある知り合いのカフェにばしこさんと行った時にそういうものがあるのだとお聞きして一度行きたいなーと思っていたのです。
で、行ってみると、人人人……。出ているお店も既に手創りと聞いて想像する品質をを超えています。お値段も食器ならMaduのほうが安いのではないか、革製品なら土屋鞄製作所のほうが安いのではないか、という立派さ。きっとここにはお客さんと作家さんの一期一会があるんでしょうねえ、などと人ごとのように言いながら、相変わらずゴミの写真を撮っていましたw


自家焙煎の珈琲豆を売っていらっしゃる方もいて、とても気になったのですが、人波にもまれ、じょうずにベビーカーを操作することができなくなってしまい、「あーーーーーれーーーーー!」と気がついたらお店から離れていました。とても残念。


そんなこんなで手創り市は諦めて古本市に移動。おそらく手創り市のお客さん層に合わせた本を選んで持ってきているのでしょうが、複数店で見かけた本が「ブラッドハーレーの馬車」と「少女椿」というのが、だいぶ変態ぽくていい。
本を覗き、知り合いのカフェを覗き、そして雑司が谷の橋から線路を撮り(ここは鉄子とは名ばかりのわたしが見ても非常に美しい風景でした)次の場所へ移動。


プチ花ちゃんも目を覚まし機嫌良く歩いていると、突如、生ピタゴラスイッチの音楽が!音大生たちの街の人に向けた小さなコンサートを屋外でやっていたのでした。もちろんプチ花ちゃんは「ここで見て行く!」と主張。そりゃそうでしょうとも。
隣りに座った幼稚園の女の子がプチ花ちゃんにソックリで、そのお陰か子どもたちが仲良くなり、気さくなお母さんとも話していたら、なんと従姉妹の子どもと同じ幼稚園で同じクラスということがわかりビックリ。結局、いろいろ話しているうちに最後までコンサートを聴いてしまいました。わたしのケータイの着信音はマリオなのですが、コンサートでマリオが演奏されるとプチ花ちゃんが「鳴っているよ!鳴っているよ!」と騒ぐのがおかしかったですw
なにやら可愛いアートな1日になった日曜日でしたが、しめに出会ったのはこのワンちゃん。可愛いのにキリリとしている。同じく意味不明にキリリとしているポピコの写真と並べると、Gメンやら太陽に吠えろやら特捜最前線やら古い警察もののテレビドラマっぽい。こんな可愛い刑事さんばかりの特捜だったら、どんな取調べにも耐えられそう。というか、笑いをこらえるのが大変そうw