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イオンでプレーリードッグに出会う
家族3人して、熱の出ないノドや咳に来る微妙にイヤーな感じの風邪をひいてしまいました。元気なのはポピコだけ。
「起きて遊ぼうよ!ね、こんなのは脱いじゃって!」と写真がブレるほどヘッドバンキングしながら、わたしのバスローブを齧っています。なんて容赦ない!w

しかし容赦ないのは大きなゲッシさんも一緒。
「家にいるから中途半端に具合が悪いんだー!クルマで外の風景を見るぞ」と、流れ流れて、遠回りに遠回りをして、横浜のスーパーマーケットまで食料品や日用品の買いものに行きました。なんて気軽じゃない買いものw
でもクルマの中だとわたしもプチ花ちゃんも前後不覚になるほどグッスリ眠れるし、何よりあの噂のプレーリードッグのれんらくちょうを発見できたので外に出て良かった!
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外に行った時、どんなオモチャよりもペンとノートが一番、プチ花ちゃんが飽きずに遊んでくれているので、いつも紙は持ち歩いているのですが、今後は持ち歩きノートはこれにしようと思いました。
「最初のページに何か書いて」とプチ花ちゃんにお願いすると、連絡帳ならではの罫線を利用して「これはねえ、黒い雲と、雨だよ!」を書いてくれました。子供の発想力って、おもしろい!ルールにのっとりつつ自由なのがいい。
果物を煮る煮ない
「○○さんちのお庭でとれた無農薬の柚子」
そんな素敵柚子を時々いただきます。
しかしそんなに柚子使いではないピピ。毎回「ど、どうしよう……」とオロオロしながら、お吸い物に皮を浮かべたりしてお茶を濁し、結果多くの実をダメにしちゃってごめんなさい……と思っていたのですが、救世主レシピが現れました。それは柚子茶。
なんと煮なくていいのです!煮沸した瓶に、きざんだ皮、果肉、種、そして柚子と同量の小氷砂糖をだんだんにして入れ、そのまま冷蔵庫で5日間放置。それでトロットロの柚子茶のできあがり。簡単すぎる!
お湯をそそいで飲むと本当に柚子茶。ちょうど家族3人してノド風邪をひいてしまったピピ家の救世主になってくれてました。
これで今度から大量の柚子をもらっても悪くすることなく、素敵に美味しいものが作れます。ウエルカム柚子ーズ!
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柚子茶が煮ないトローリ果実なら、こちらはバターと茶色いお砂糖で煮た林檎。
小ぶりの林檎1個分しか作らなかったので、小さなパイを作りました。が、もちろん写真を撮っていると、イタズラプチ花ちゃんが現れてムギュ。
プチ花ちゃんは林檎のついてないパイの部分だけ食べてくれました。普段のオヤツにチーズパイとかミートパイとかを作ってみたら食べてくれるかな。
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「なにが柚子!なにが林檎!そんじょそこらの果実より、ずーっと瑞々しいポピコのオシリが通るわよ」
確かにこのまろやかそうな果汁がたくさんつまっていそうなこのオシリ。まるで洋梨のよう。コンポートでも作ったら美味しそうなのですが、毎晩毎晩、シングルベッド用の大きな布団をくわえてケージに入れようと頑張っているポピコ、だいぶ鍛えられているので水分より筋肉と筋のほうが多かったりして……w
キャンベルクッキー
「クッキーのかたち、くちゅりたいなー、くちゅりたいなー♪」
変な歌までうたってクッキー作りをねだるプチ花ちゃん。綿棒でのばすのも、型を抜くのも、抜かないでこねて丸くするのも全部、楽しいようです。粘土と同じだもんね。その上、焼いて食べることもできるし。
今日のレシピは粉180g バター100g 砂糖80g 卵1/2
先日のに比べてバター含有率が高いけど、まだまだビスケット風味。でも、これ以上バターを増やしたら型抜きは難しいのではないかと不安です。
今まで作ってきた、口に含んだ瞬間バターの香りがふわっと広がる濃厚テイストは、冷凍して固めるアイスボックスクッキーだから成立したんだーと、型抜きタイプを作ってみて初めて知りました。ひび、いろいろおべんきょう。
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クッキーを作りたいけど、それほどたくさん食べるわけではないプチ花ちゃんw
なのでこの缶に入れて保存し、ちまちまとわたしが朝、食べています。
この缶は父のお土産なのですが、立体的になっているテディベアの可愛さもさることながら、メーカー名のキャンベルに惚れ込みました。キャンベルハムスタークッキー?あのモチッとした小さくてあたたかな体をヒョイと両手ですくいあげたい。
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「わたし、ハムスターの型でもいけると思うんだけど?」
ポーズを作って、作り笑顔でアピールするポピコ。
確かに四足歩行中のシルエットは似てなくもないし、土の中にトンネルを掘って暮らしているというライフスタイルも同じなんだけど、やはりそこは見張りをするかしないかの差。プレのほうが今にもスクッと立ち上がりそうな体型に見えます。
ハムも立つけど、立つことが日常ではない体型。少しだけプレのほうがマッチョに見えるのは先入観のせいかな。

「ダメなの?じゃあ、いいもん!」
ツン!と横を向くポピコ。
冷たい態度をとっても、そのお腹のポッテリ感がクールさを半減させていますよ!
お裁縫箱のプレゼント
バッグ完成記念にご褒美をいただきました。
倉敷意匠のお裁縫箱です。
使っていくうちに風合いが出て育っていくという楢の木でできたお裁縫箱。
木目の模様が1個1個違うので、東京でも現物を見られるショップに、今日はこちら明日はこちらと日参し、帰ったらネットショップものぞき、好みの木目を探しました。
楢は虎斑またはシルバーグレインと呼ばれる模様を楽しむ木材だそうなのですが、それがない方がいいという面倒な注文で申し訳ない……。でもお店の方の厚意に恵まれて、無事「この子、わたしのー!」と思えるお裁縫箱にめぐり会えました。
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リビングと花ちゃん部屋で作業をしているので、これさえあれば移動も楽ちん。あれがないこれがないと部屋を行き来して集中力を分断されることがなくなります。
普段はもちろんリビングに置いてあるのですが、ポピコと一緒の時には、木を隠すなら、森へ。ほぼ同じ大きさの木の家の上に置いてみました。なじんでるw
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手の届くところに置いておくと……「あ、なにこれ?なにこれ?」と口をアングリ開けて齧る気まんまんのポピコ。
「まだ、ちょっと待ってー!心の準備が!」と芸術の素材になってもらうのは待ってもらうことにしました。ポピコに齧らせてあげないと、ものすごく自分が狭い心の持ち主のような気になってしまうのはなぜ?
「ごめんね。齧らせなくてごめん」と、ナデナデしながら謝ってしまいました。
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でも代わりに本にアート魂をぶつけてくれました。
身代わりになってくれた本、ごめんなさい。そしてありがとう!
ちなみにこの本がなかったら、袋が作れる人になれなかったでしょう。お裁縫恐怖症だったわたしを、本当にわかりやすい解説で克服させてくれたことも、ありがとう!
幼稚園バッグ完成〜!
プチ花ちゃんの幼稚園バッグ11点、完成しましたー。
最後のレッスンバッグシリーズは布地に接着芯を貼るのですが、アイロンが不得手ゆえ、うまくできる自信がなく……。
幼稚園用ではないフタつきポーチやお友達へプレゼントする巾着などを作ってお茶を濁していたのですが、「このままでは、らちがあかーん!」と自分にキレて、「レッスンバッグを作るまでは他のものを作るの禁止!」と一念発起。
お裁縫の始まりと同じで、やってみればあっけなくできてしまい、接着芯、恐るるに足らず!(緊張したし、これからもきっとするけど今は大口をたたきたいw)
すべてのバッグが作り終わりました。布やミシンに触れて楽しい思いをしてていても、ずっと「レッスンバッグ作らなくちゃ……」と心のどこかに黒くて重たいものを感じていたので、これでスッキリ!
下はカメラ柄ながらもカメラではなく化粧品を入れている巾着。プチ花ちゃん連れだと化粧ポーチの開け閉めの時間ももったいなくて巾着型を愛用していたのですが、生地の厚みや大きさにちょうど良いのがなくて、ずっとノベルティでいただいた豹柄のを使っていたのです。わたしが豹柄。なので厚みのある生地で作ってみました。大満足。

「ピピは布から形を作り、わたしは形から無を作る……お互いにがんばりましょう」
クールな背中を見せて、今日も段ボールの破壊活動に余念がないピピ。凛々しいけれど、たったひとりで製作活動を続ける孤独な後ろ姿がかっこいい。
そしてお裁縫より「形から無を作る」ほうが、意味不明な分、かっこよくアート的で哲学的でニューアカデミック風に聞こえるよw
うんとこしょ!どっこいしょ!
プチ花ちゃんが1歳4ヶ月から通っていた教室の卒業式がありました。
週に1時間ですが、その時間だけがプチ花ちゃんと同学年の決まった子との接点でした。お受験教室でもなく、しつけの教室でもなく、本当に同年代の子たちと遊ばせたいというお母さん&ベビーズばかり。
1年目は昼寝のタイミングとの戦いで、うまくいかなかった時には号泣のまま終わり、気分がのらないと輪になって踊っていても真ん中に謎のダイブして泣いていたり、正直「そんなにイヤなら……」と100回はやめようと思ったし、帰り道、知り合いのカフェに寄って元気をもらわないと家に戻る気になれなかった日もありました。
2年目になって母子分離が始まると、ますます行きたくない病が重症になり、入る前には必ず号泣。わたしまで涙目になっているのを見て先生に「絶対に慣れます。慣れなかった子はいないから頑張ってください!」と励まされ、そして他の3歳児ちゃんたちが「プチ花ちゃ〜ん!泣かないでー」と、なぐさめてくれてたり、手を引いて迎えに来てもらったり(涙)、なんとか8月には喜んで教室にかけこんで行ってくれるようになりました。
そこからはグンとお姉さんになった気がします。もちろん、ここでも100回、やめようかと思ったよ。本当、先生にも子供たちにも他のお母さんたちにも大感謝。この教室でお母さんと離れていても楽しい時間を過ごせるという自信がもらえたから、幼稚園に行き始めた時のショックが少しは減るはず♪
写真は、最後の終業式の日に3歳児たちが見せてくれた劇のお面です。プチ花ちゃんは大きなカブのおじいさん役でした。
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「うんとこしょ!どっこいしょ!なかなか抜けません〜。プチ花ちゃん、てつだっておくれええー」
ポピコも頑張って、かぶを抜いています。
おばあさんは川で洗濯……なポーズ(しかも、すすぎ中)に見えなくもありませんが、でもカブを抜いているという設定で脳内変換をお願いします!
まずはプチ花ちゃんが先陣を切らないといけないおじいさん役。大丈夫かな?と思っていたのですが、アドリブまで入れてこなし、他の子のセリフまで全部言っていました。良かった〜。
おじいさん、おばあさん、孫娘、いぬ、ねこ……と、かぶを抜く人がどんどん増えていく劇ですがプレーリードッグがいないのが残念。こんなにポピコが迫真の演技をしているのに!でもプチ花ちゃんの仲良しさんがネズミ役だったので「ゲッシパートはいただいた!」気分w
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ぶれーぷぷるーちゅ。
「キュアピースの、リボンの、まるいの、冷蔵庫に入っているはずなの、食べたいのー!」そう言われて、いったい何をプチ花ちゃんに献上すればいいのか。
まさかプチ花ちゃん言うところの「ぶれーぷぷるーちゅ」こと「グレープフルーツ」とは誰も思うまい。
が、しかし「黄色い(キュアピースの色の)、横半分に切ると房がリボンに見えなくもない、冷蔵庫に入っている丸いグレープフルーツ」を出せたピピはエライ。
いや、単にプチ花ちゃん言語のクセがわかっているだけですがw
それにしても今回は難問でした。特に「リボン」が。でも言われてみれば確かにリボンに見える!面白い発見を教えてもらって嬉しいです。
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先週の孤独のグルメが沖縄料理屋さんだったので、タコライスやラフテーを食べに行ってきました。とはいえちょっぴり疲れぎみで、一番、ソーキそばが体にしみたー。
実家でソーキそばの話をしたら、弟の高校は卒業旅行が沖縄だったらしく、どんな喫茶店に入ってもソーキそばがあって、どこでも200円ぐらいだったので飽きるまで食べたって言っていました。讃岐のおうどんみたいだ。
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「美味しかった?」
そう聞いてくるポピコのお鼻。
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「美味しそう?」
そうは聞いてこない、先週末、大きなゲッシさんがいただいてきたお花。
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わたしの知らない時間
大きなゲッシさんとプチ花ちゃんが二人でお散歩に出かけました。
写真はカメラの中に残っていた探索の記憶。
手の上の梅の花は、わたしへのお土産として持ってきてくれました。
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同じカメラを使っていても、大きなゲッシさんの写真とわたしの写真は全く違う。
それと同じようにプチ花ちゃんが一緒のご近所散歩でも、わたしが通るルートやする遊びと大きなゲッシさんのそれは全く違う。
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壁の苔をザリザリはがすプチ花ちゃん。
わたしはプチ花ちゃんが苔に興味があることも、苔を触りたいことも気づかなかったよ。
こうしてわたしの知らないプチ花ちゃんがカメラに残されていて、それを見るのが楽しい。そしてちょっぴり寂しいw
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「えー、ピピの知らないわたしとプチ花お姉ちゃんのナイショ話もあるのにね」
そんな、いつのまに!
母とは切ないものですなあ。

餃子(冷凍法)自慢
餃子熱がおさまらない……。
香ばしいごま油で表面がカリッと焼けた小ぶりの餃子。
一口噛むとジューシーな肉汁がじわっと出てくる餃子。
餃子って素晴らしい!
そんな餃子を作りすぎてしまった時。またはあえて多めに作った時。
これを思い出して欲しい!友人marronさんから教わった技。冷凍餃子の容器を取っておいて、そこに入れて冷凍すると型くずれしないのです。

そして、それをラップで包んでフリーザーバッグに入れて冷蔵庫へ。いつでも自分好みに味つけた餃子が食べられますー!
marronさんちで美味しい餃子をごちそうになった時、はじめてこの方法を見て「なんと理にかなっている手作り餃子冷凍法!」と思ったのでした。遊びに来ていた母もこの餃子を見て「思いつかなかったわー」と感心していたので、ちょっぴり自慢♪

「あの、ピピ……。ちょっと言いづらいんだけど、あんまり美味しそうなものを見る目でわたしを見ないで……」
言われてみれば、こんなに餃子が食べたいのは、ちょっぴりポピコに似ているからのような気がします。お肉でお腹の部分がぽってりしているところとか、茶色いところとか。
特に寝ている時の姿。あおむけでもなく、うつぶせでもなく、横を向いているとソックリ。残念ながら、ざっと探したところでは写真がなかったので、餃子ぽいシルエットの写真をどうぞw
FREITAGにあったらいいな柄
お友だちがプチ花ちゃんの幼稚園用に作ったバッグを見て「わたしも作りたーい。布を持って行くから教えて!」と遊びに来てくれました。
この初心者ピピが人さまに教えるなんておこがましいにもホドがあると思い、「じゃあ、一緒に作ろうよ!」なんて調子良く答えたものの、現実問題、横で子供たちはキャーキャー追いかけっこをし、床に布を広げて型紙通りに印をつけるなんて……大きな鋏を出して布を裁断するなんて……とてもとても無理!w
なので「もうわたしが勝手に作っちゃっていい?」と、11個のバッグの中からデザインを選んでもらって、その間、子供たちの相手をお願いし部屋にこもってパパパッと製作。集中するって気持ちいい!それにまだ明るいうちからプチ花ちゃんの心配もせずにお裁縫ができるなんて、なんという幸せ。
逆に楽しませてもらったのに「作らせに来たみたいで悪いから、フランスで買った布を好きだけ使って!」と置いていってくれました。MARNIが大好きなオシャレさんなので選んだ布も素敵でした。お言葉に甘えて少しだけ使わせてもらおう♪
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「せっかくわたしの部屋に来てくれたのに、ピピ、お裁縫ばかりで遊んでくれない……」オシリを向けてションボリするポピコ。
なんて切なくも愛らしい展開はなく、わたしがカタカタとミシンをかけている後ろで、バリバリッと音をさせて静岡みかんの段ボールを破壊していました。お互いに違うことをしているけれど、なんだか嬉しい空間。