昨日から泊まっていたプチ花ちゃんお友だちは、お迎えに来たママや妹ちゃんたちと皆んなでカフェのモーニングを食べてお泊まり会終了〜。
その後はなぜか大きなゲッシさんの「そうだ!富岡製糸場に行こう!」の一言で、突然の小旅行となりました。写真は富岡製糸場の動力源だった蒸気機関「ブリュナエンジン」を復元したものです。ロータリーエンジンを愛するよう教育されたわたしにとって、エンジンは神!崇めずにはいられません。
昨日のお泊まり会で睡眠不足だったわたしとプチ花ちゃんはクルマの中で爆睡。そして起きたら富岡市で、お腹がすいててちょうどお昼という大きなゲッシさんの段取りのうまさに感服したのでありました。
とりあえず、益子焼の釜に入った釜飯と太いおうどんのようなおっ切り込みが有名だそうで、後者はお土産にするとしてお昼ご飯には釜飯をいただきました。甘く濃く煮しめられた具が美味しい〜!
入り口近くでiPhoneを使うわたくしと、「生糸!知ってる!組紐で使うんだよー!」と喜ぶプチ花ちゃん。
桜のような色をしたiPhone7 plusと、桜の塩漬けのような色をしたiPhoneカバーが大きなゲッシさんの撮っていた写真に写り込んでいたので嬉しくてアップしてしまいました。ちなみに富岡製糸場のお庭にはたくさんの桜の木があって満開だったらとても素晴らしい風景に違いない。今日は寒くて、桜の花はまったく咲いていなくて残念。
古い煉瓦、剥がれかけたペンキ、錆びた機械、波打った透明度の高い昔の硝子……たいへんな眼福でございました、富岡製糸場 the 世界遺産。
機械の写真を撮っていたら、娘に「どうして写真を撮っているの?機械のフランケンシュタインだから?」と聞かれました。無機質から生まれるツギハギの怪物、新しい♪
古い機械に囲まれて嬉しさのあまりiPhoneが手放せません。途中で大きなゲッシさんの一眼デジを借りてみたりして、やっぱりそのほうが綺麗な写真が撮れるけれども、iphone写真+画像加工アプリでも充分、好きな雰囲気が作れます。素晴らしい時代!
暗い繭の貯蔵庫で見つけた「鼠小僧」の文字。「これはいったい⁉」と思い、係員の方に質問してみたところ、どうやら落書きのようです。しかも、その古い言葉が示す通り、観光客のではなく、当時の女工さんの落書きの模様。
「怪盗ルパン参上!」みたいなイタズラ気分か「世露死苦!」みたいなヤンチャ系かわかりませんが、今も昔も楽しい人はいるもんだ、と嬉しくなりました。古いユーモアも保存してこその世界遺産♪
製糸場のいろんな場所に、製糸場についての質問に説明に答えてくれる係の方がいて、両親からして「どちて坊や」な我が家の家族は大変助かりました。
最後にただいま工事中の場所を見せてもらって、どのように大きな建物を復元し保存していくのか見せてもらいました。楽しかったー。
帰りは製糸場の近所をぶらついて、絹入りのしゅうまいを食べたり、孤独のグルメに出ていた焼きまんじゅうを食べたり、おっ切り込みを買って、帰り道、大きなゲッシさんの弟くんのおうちに寄らせてもらい、その上、お料理上手な義理の妹ちゃんに具だくさんおっ切り込みを作ってもらったりして、美味しくて楽しい日帰り旅行となりました。旅に出るとなぜか発熱して旅先で倒れるのがデフォな悲しいわたしですが、こういうライトな旅なら時々したいです!妹ちゃんのカボチャ入りの甘いおっ切り込み、美味しかった><